今日もブログを読んでいただいてありがとうございます。
今日は、【うんこからわかる事】というお話です。

夏の日差しの強さが残っていますが、朝夕時の気温が少し落ち着いてきましたね。
今月は健康対策にもつながる【うんこからわかる事】というお話です。

健康的な便は、表面が滑らかでツヤツヤしており、
茶色~黄土色で
固形物(食べカス10%、腸粘膜10%、腸内細菌10%)30%、
水分が70%の半練り状態(柔らかいソーセージ状)で100~200gと言われています。

計量は難しいのでバナナサイズで1-2本が目安です。
便の量は免疫力を反映しており、少ないほど免疫力も弱くなる事が最近分かりました。。
バナナ状(太く、ブツブツ切れていない)とも例えられ、いきまなくても出てくるのが特徴です。

病院で行う便検査には大きく2種類があり、
A)便潜血検査は、大半の意味を占め、消化管内の出血の有無、肝・胆・膵疾患の有無を見て、消化管出血や大腸がんの早期発見に役立っています。
B) 腸内細菌検査では、飲食店など衛生管理のための食中毒検査、寄生虫、脂肪あるいは腸内細菌数などの研究があります。
ここではきっかけを見つけやすくする肉眼的検査についてお伝えします。
①排便回数:個人差が大きく、1日2-3回で食事の内容に影響があり、野菜中心だと回数が多くなります。週に3回あれば問題なしです。

②便の色:
黄色だと牛乳の飲みすぎや下剤の服用、
茶褐色は暴飲暴食または偏食、
黒色(タール便)は、鉄剤の服用、胃がん・大腸がん、胃・十二指腸潰瘍、ピロリ菌感染症、非ステロイド性消炎鎮痛剤・ステロイド薬の多量使用、イカ墨料理が考えられます。
濃い褐色は、便秘、肉類の食べ過ぎ、ココアやチョコレートの食べ過ぎ、
緑色は、消化不良、急性腸炎、クロロフィルを含む食品(緑黄色野菜など)が要因で子供の消化不良にもみられます。
鮮やかな赤色は、いぼ痔、切れ痔、肛門裂傷などです。
赤褐色は、大腸がん、大腸ポリープ、大腸憩室炎、虚血性大腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病など出血性の病気の可能性が高いので、早急に消化器内科など医療機関で診てもらってください。
灰白色は、バリウム検査後、肝臓疾患、腸結核、すい臓疾患など代謝性の病気が疑われるので、早急に膵臓や肝臓などの医療機関を受診が必要です。

③便の形状は、水分量の異常や腸内細菌の量、腸の運動異常にも影響され、消化管の通過速度を反映しており、水様便だと約10時間、コロコロ硬便だと100時間を超えています。
正常より水分が少なると亀裂が入り硬便となり便秘しやすく、ウサギの糞(豆粒状の硬い便)は便秘の特徴です。
下痢便や水様便は、水分量の異常でみられます。
血が混じっている場合は早急に医療機関を受診してください。

④においは、悪玉菌に左右され、正常でもありますが、顔をしかめるほどではありません。
動物性タンパク質を多く摂った時、過度にストレスを感じている時、運動不足の時、直腸がんなどの疾患がある時などは、嫌なにおいが強くなります。
肉食時は腐敗臭となり、糖質の過剰な摂取で酸臭を放ち、腸結核、赤痢では特有の異臭となります。

まだまだ暑いこの時期はおしっこと合わせて便の状態でカラダの水分量が足りているかどうか判断できます。
黒色や赤色の際ももちろんですが、下痢の時は想像以上の水分が出ていきますので、下痢にも注意して残りの暑い時期を乗り切りましょう。

今回の内容は、【2024年9月号のまごんて通信】でも紹介した内容です。

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