今日もブログを読んでいただいてありがとうございます。
今日は、【おしっこからわかる事】というお話です。
観測史上最短の梅雨が明け、猛暑がつらい日々ですね。
今回は、熱中症対策の1つにもなる「おしっこからわかる事」を書いていきます。
病院で行う尿検査では、
①尿蛋白、
②尿糖、
③尿潜血、
④尿沈査、
⑤尿比重を通して臓器と病気の関係を推察していきます。
健康な成人の尿色は、淡黄色です。
胆汁の影響で褐色となる事があります。
自分で異常に気が付く方法として観察があります。
その際に、
①色、
②匂い
③量、
④泡の有無、
⑤排尿状況に注意してください。
①色で分かる事は、
A)透明:水分の取りすぎ、糖尿病、腎不全、
B)黄色:健康(ビタミン剤で濃厚)、
C)褐色(茶色):水分不足、
D)赤色:出血関係、
E)ピンク:下剤の副反応、
F)茶黒色、緑色、青色:臓器検査薬の副反応、
G)白色:細菌感染、脂肪、膿尿
が疑われます。
②匂いは、
直前の食べ物や飲み物の影響を受けますが、2日間以上持続していると病的と疑われます。
きついアンモニア臭や甘酸っぱい匂いがする場合は専門医を受診してくださいね。
③量は、1回で約200ml~400mlと言われますが、わかりにくいので、時間を目安にします。
排尿にかかる時間は、男女関係なく21秒が平均と言われています。
これより、長いか短いかで量をイメージさせます。
④泡の有無は、たんぱく質が出すぎてしまう状況なので、糖尿病や腎臓の病気が疑われます。
食べすぎや甘い物への偏食なども原因と考えられます。
⑤排尿状況は、
・回数(日中と夜間)、
・1回の最大時間、
・残尿感、
・失禁の有無など
で傾向を把握する事ができます。
尿を異常にしてしまう習慣として、
①水分摂取の我慢、
②排泄を我慢、
③動物性たんぱく質の過剰摂取、
④過剰飲酒、
⑤過食、
⑥薬物過多
があげられます。
夏場で大事な事は、脱水や熱中症を疑うポイントです。
まずおしっこの色の濃さです。
朝起きた際の色を基準にして濃い褐色(暗色尿)となっていないか、
または汗をたくさんかいて尿量が少ないか、
などで脱水や熱中症を疑われます。
温度差の激しい環境やたちくらみ、会話がはずみにくいなどが見られます。
体内の水分不足と考えて、こまめな飲水を行ってください。
以前もお伝えしましたが、水分の「がぶ飲み」はそのまま体の外へ出てしまいます。
体内に吸収するためには、こまめな水分摂取が必要です。
氷のかけらをなめ続けるのがベストな吸水と言われています。
ちなみに下痢は想像以上の水分が出ていきますので、下痢にも注意して暑い夏を乗り切りましょう。
この内容は、「2022年8月号のまごんて通信」でもお伝えした内容です。
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最後までお読み頂きましてありがとうございます。
良い1日をお過ごしください。