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今日は、【お粥の効能】というお話です。
私自身、旅行が趣味で日本全県にいきました。
福井県を旅した際に立ち寄った禅の名寺「永平寺」では、お粥 (おかゆ) とは言わず、粥(しゅく)もしくは、浄粥(じょうしゅく)と呼んでいました。粥有十利 (しゅうゆうじり)という言葉があり、「粥には十の功徳がある」という意味です。曹洞宗の宗祖である道元禅師は、『摩訶僧祇律(まかそうぎりつ)』 という仏典から引用して次にあげる10項目を指します。
①【色】:体(肌)の血つや(色艶)が良くなり
②【力】:気力を増す。 ③【寿】:長命(寿命が延びる)となり
④【楽】:食べ過ぎとならず、体が安楽(楽になる)
⑤【詞清辯(べん)】:
言葉が清く、爽やかになり(血流が良くなり頭が冴える)
⑥【宿食除】:前に食べたものが残らず、胸やけしない。
⑦【風除】:風邪を引かない。
⑧【飢消】:消化よく、栄養となって飢えを消し(満たす)
⑨【渇消】 のどの渇きを止め(満たす)
⑩【大小便調適】 便通も良い(余分な排泄がしっかりできる)
永平寺の修行僧が、粥を毎朝必ず食べるのは、粥のありがたいパワーによって生かしていただき、身体を整え、その生命の上で仏道修行に励むためと伝えられています。メリットばかりで不調を整える効果が期待できるお粥で、味の濃い物ばかり食べ続けた味覚や体調のリセットや食事量の調整、ファスティングのはじめにいかがですか?
この内容は、「まごんて通信 2021年7月号」で配布した内容となります。
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