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今日は、【膝の痛みや違和感を引き起こすのは?】というお話です。

膝の痛みや違和感を引き起こすのは?

膝関節の痛みを伴う主な疾患について
原因加齢・肥満などによって軟骨が摩耗して、骨棘が形成され痛みが生じる変形性膝関節症。
スポーツ選手に良くみられる膝靭帯損傷などがあります。

膝関節は蝶番関節で、一方向の伸展に特化しています。
膝関節を形成する大腿骨と脛骨の間には軟骨性の円板で内側と外側2つの《半月板》があります。

《半月板》は、衝撃を吸収したり、関節の動きを滑らかにする作用があります。
膝関節の関節包は独立したものではなく、骨同士を完全にはつないでいません。
関節を取りまく靭帯は、多くの骨に付着している筋肉の腱であり、膝関節の安定性はこれらの腱と筋肉に依存しているため、損傷を受けやすい関節と言われています。

【膝の主な疾患】
〈スポーツ外傷・障害〉
◎有痛性分裂膝蓋骨
◎オスグッド·シュラッター病
◎腸脛靭帯炎
◎シンディング·ラーセン·ヨハンソン病
◎離断性骨軟骨炎

〈靭帯損傷·半月板損傷〉
◎前十字靭帯(ACL)損傷
◎後十字靭帯(PCL)損傷
◎内側側副靭帯(MCL)損傷
◎外側側副靭帯(LCL)損傷
◎半月板損傷

〈骨折·脱臼〉
◎大腿骨遠位部骨折
◎脛骨近位端骨折
◎膝蓋骨脱臼
◎膝関節脱臼

〈膝蓋大腿関節障害〉
◎膝蓋軟骨軟化症
◎滑膜ひだ障害(タナ障害)

〈変形·その他〉
◎特発性骨壊死
◎血友病性関節症
◎特発性膝関節血症
◎膝窩嚢胞(ベイカー嚢胞)
◎反張膝
◎内反膝(O脚)
◎外反膝(X脚)
◎鵞足滑液包炎
◎変形性膝関節症
◎ステロイド関節症
◎神経病性関節症

〈腫瘍性疾患〉
◎色素性絨毛結節性滑膜炎
◎滑膜骨軟骨腫症

〈関節炎〉
◎関節リウマチ
◎通風
◎偽通風
◎化膿性関節炎

1)変形性膝関節症
変形性膝関節症とは、膝の関節の軟骨が少しずつすり減り、歩行時に膝の痛みが出てくる症状です。
平地での歩行は大丈夫でも、階段の昇降で膝が痛い為困っている又は、正座は膝が痛くて出来ない。
膝に水がたまったり、膝部分が熱をもったり、膝を曲げようとすると膝に張り感や突っ張り感などの違和感
などが初期症状です。

(原因)
変形性膝関節症の原因は、関節軟骨の老化によることが多く、肥満や素因(遺伝子)も関与しているといわれています。
また、骨折·靭帯や半月板損傷などの外傷や化膿性関節炎などの感染症の後遺症として発症することもあります。
加齢によるものでは、関節軟骨が年齢と共に弾力性を失い、遣い過ぎにより擦り減り、関節が変形していきます。

(危険因子)
加齢·肥満·家族歴は、変形性膝関節症の進行リスクが高いといわれていて、ビタミンDの欠乏は変形性膝関節症の危険を高めるようです。
体幹部はもちろん、特に大腿四頭筋やハムストリングスなどの下肢の筋力低下は、変形性膝関節症の危険因子です。
変形性膝関節症は長期間かけて徐々に進行していきます。

(治療方法)
現時点の最新医学をもってしても、軟骨を若返らせるような根本的な治療方法はありません。
治療としては〈進行の防止〉や〈症状の改善〉や〈症状の緩和〉になります。
現在の治療法には大きく分けて2つ。
手術をせずに運動や薬で症状を緩和させる保存療法と手術療法になります。

まず取り組みたいのは、保存療法にあたる運動療法とつらい痛みへの対症療法の薬物療法です。
変形性膝関節症が進行すると、痛みで足を動かさなくなるので、膝の周りの筋力が落ちて、関節の安定性が悪くなります。
すると、ますます膝に負担がかかって痛みが強くなるという悪循環に陥りがちです。
この負のスパイラルを断ち切るためには、膝周りの筋肉を鍛え、膝の負担を軽減する必要があります。

運動療法は、変形性膝関節症をはじめとする膝痛の改善に効果的です。
ウォーキングなどの有酸素運動や簡単な筋トレ·ストレッチなどを取り入れて、運動習慣を身につけましょう。

運動療法は、変形性膝関節症をはじめとする膝痛の改善に効果的です。
だからといって運動療法のやりすぎはよくありません。
激しい運動は、症状を悪化させる場合があるので、無理のないようにして下さい。

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