今日もブログを読んでいただいてありがとうございます。
今日は、【暑さに身体を馴らそう~暑熱順化~】というお話です。
この言葉を聞いたことがありますか?
わかりやすく伝えると、体が暑さに慣れるための過程です。
これができやすいか、できにくいかは、熱中症に関わります。
暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて(暑熱順化)、暑さに強くなります。
自分のカラダよりも外の環境が暑いと熱は伝導により体の中に熱を取り入れようとしてしまいます。
しかし、体には適切な温度に保とうとする働きがあるので、熱を外に出そうとします。
このカラダの適切な反応が保たれているかどうかが大事となります。
おおむね、カラダが慣れていくのに数日から2週間程度の期間がかかります。
#1暑熱順化できていないとき
・皮膚の毛細血管:血液量が増えにくい
・熱放射:しにくい
⇒熱がこもりやすい。
・汗の中の塩分:多い
・Na:失いやすい。
・体温:上昇しやすい。
#2暑熱順化できているとき
・皮膚の毛細血管:血液量が増えやすく広がりやすい
・熱放射:しやすい
⇒熱を体内から外に出す。
・汗の中の塩分:少ない
・Na:失いにくい
・体温:上昇しにくい。
という特徴があります。これらは熱中症の分類にも関わっていきます。
有効な対策
普段の生活の中で、運動や入浴をし、汗をかき、カラダを暑さに慣れさせましょう。
個人差もありますが、暑熱順化には数日から2週間程度かかります。
暑くなる前から動きや活動を始めて暑さに備える事がポイントです。
推奨されている具体的な運動を案内します。
・ウォーキングだと30分、週に5回
・ジョギングだと15分、週に5回
・サイクリングだと30分、週に3回
・ストレッチやヨガなど30分、週に5回~毎日
・湯船につかる38~40℃の熱めの湯船に約10分浸かる、週に3回
日本人は欧米人に比べて書いた汗に含まれる塩分濃度が多い事も熱中症になりやすい要因の1つだと感じます。汗を書く習慣があると汗に含まれる塩分濃度も下げる効果も期待できます。
鹿児島の5月でも30度を超える日があり、考えたくもない暑い夏になりそうですね。
数年前まで、毎年のように異常な暑さと言われてましたが、自分のカラダを馴らして、こちらが気候に合わせる方が賢く乗り切れそうですね。
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最後までお読み頂きましてありがとうございます。
良い1日をお過ごしください。