今日もブログを読んでいただいてありがとうございます。
今日は、【肩こりのセルフケア】というお話です。
多くの方が抱えている肩凝りの悩み…
肩こり首こり…そのものの辛さはもちろん、それによる悩みは深くなり様々な訴えが聞かれます。
・集中力が低下し、作業効率が落ちる。
・イライラして、ストレスが溜まる。
・頭痛が起こり、日常生活に支障が出る。
そんな肩こりを解消する簡単な方法を紹介します。
1)肩や首を温めて、冷やさないようにする
肩こりを感じる方のほとんどが、首肩周りの血流が滞り、筋肉が硬くなっています。
場合によっては、重い頭痛を招いてしまうこともあります。
このような方におすすめなのが、温めることです。
筋肉をしっかりと温め、血流を促してあげましょう。
お風呂に顎下までゆったりと浸かったり、半身浴をしながら掛け湯をしてあげてください。
毎日シャワーだけという方は体の疲れが抜けにくく、凝りを促進してしまっていることもあります。
湯船につかるにだけでも効果を実感できるかもしれません。
お湯に浸かるのが苦手な方は蒸しタオルを使ってもいいでしょう。
また、時間的に難しい方は、①シャワーの温度を高めに設定して直に2-3分肩にあてる、②シャワー中に熱めのお湯を洗面器にためて足をつけて足浴をされてください。循環が良くなりますので、血流改善には効果が期待できます。
2)同じ姿勢が続かないように簡単な運動を行う
肩こりは、筋肉がこわばり緊張している状態です。
特にデスクワークや細かな作業、本や新聞を長時間読むなど、同一姿勢が続く方に多く起こります。
手先の仕事が多い方は、肘を机に乗せて行うなど支えを増やすだけでも負担は軽減できます。
時間の目安は、30分を目安に姿勢を変えてみましょう。
ここで当院が推奨している簡単な1.2.3の体操をお伝えします。
①まず両肘を体の横に着けて、肘を後ろに少し出します。これがスタートの姿勢です。
②そのまま、肩をすぼめるように上に上げて
③そのまま胸を張るように肩を後ろに引いて
④力を抜いてストンと下ろす
※首は精密に出来ているので回さないように注意して下さい。
この一連の体操をしてあげるだけで変化が出ます。
こりが強くなると、集中力が低下し、作業効率も落ちるので、定期的に手を止めて行いましょう。
かえって、集中力の向上につながり、作業効率も高くなるので手を止めた分だけ取り返せます。。
とにかく、1度違う姿勢や動きを行うことで、同じ姿勢をやめることが大切なんです。
長時間画面を見つめることが多い方には、
目を休ませるためにも体操の度に、
視線を画面からはずしてあげることもオススメです。
3)深呼吸を行うこと
症状改善には、意外に思われるかもしれませんが、
実は、深呼吸が肩や首の筋肉の緊張を解すことにつながります。
筋肉の緊張状態は、自律神経のたかぶりを招き、自律神経の高ぶりが筋肉の緊張をより招くといった悪循環を生んでしまいます。
逆に、自律神経のたかぶりを鎮め、リラックスしやすい状態を作るだけでも緊張をほぐすことが出来ます。
深呼吸をすることは、自律神経をリラックスさせる効果があります。
睡眠の質をあげて回復力を高め、疲れにくい体を作り出すことにも効果的です。
能登半島大地震で被災された方々にお見舞い申し上げます。
地震のニュースで誰もが自律神経が高くなる状態です。
お仕事や家事のちょっとした隙間時間やリラックスタイムにできる簡単な体操や深呼吸を紹介しました。
ぜひ日常生活に取り入れて頂いて、辛い肩こりを解消していきましょう!!
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
良い1日をお過ごしください