今日もブログを読んでいただいてありがとうございます。

【整体を受けるだけで良くなりますか??】
お読み頂く前提として、『慢性的な痛み』について、当院の見解をお伝えしております。

結論からお伝えしますと、治るとは言い切れません。
…「治ります」という期待をしていた方、すいません。
しっかりと説明させて頂きます。

1)慢性的な痛みをシンプルに考える
痛みとご縁の無い体とは、
活動による『負担』と、休息による『回復力』のバランスがとれている状態
を言います。

例えば、体の中にバケツがあるとしましょう。
日々の活動によってこのバケツには、「負担」というお水がたまり、「回復力」という力で、ひっくり返すことでバケツの中を空にしてリセットしています。

「回復力」が働かず、このバケツから水が溜まり、溢れている状態が痛みを抱えている状態とイメージします。

2)慢性的な痛みが出るパターン
バケツから水があふれる3つのパターンをお伝えします。

負担とは、
言い換えると外的要因とも言え、生活環境により体にかかるものとイメージします。

回復力とは
言い換えると内的要因とも言え、自然治癒力により体を癒す力とイメージします。

例えば、
負担が10で回復力が10であるといった、バランスが取れた日々を過ごしていることは理想です。
しかし、残念ながらそういった方は、このページを見ていないと思いますので、あなたもシンプルに考えると次のいずれかのパターンに当てはまるのではないでしょうか。

基準となる数字を10と設定します。そして1日の中での変化とします。

パターン1【負担10 回復力5】 

⇒日常生活の活動による負担は適切だが、身体が本来の回復力を発揮できずに回復が追い付いていない状況。

パターン2【負担20 回復力10】

⇒身体は本来の回復力を充分発揮しているが、日常生活の活動が激しく、キャパオーバーで回復が追い付いいない状況。

パターン3【負担20 回復力5】

⇒1,2のパターンが両方同時に起こり、回復力が追い付いていない状況。

この3つのパターンに当てはまる方は、負担と回復力のバランスが崩れお体に痛みの出やすい状態といえます。

3)整体は先生に任せっぱなしでいいの?
当院がお手伝いできるのは、
骨格を整え、本来その方が持っているはずの『回復力』を発揮するアプローチ
⇒自然治癒力
です。

体の使い方やセルフケアなどの『負担』を減らすためのアドバイスはもちろんさせていただきますが、
負担を減らす環境整備は、基本的に患者さまご自身が取り組んで頂くことが必須です。
つまり、整体はあくまでも体が改善するためのサポートであり、
患者さまと二人三脚で取り組むことで初めて効果を得られます。

4)まとめ
あなたの慢性的な痛みのパターンはどれでしょう?

整体とは、受けただけで良くなるわけでは無い事を理解して頂き、
患者様ご自身が正しい努力ができるようにサポートしていくということです。

以前おブログでも紹介しましたが、168の考え方が大事になっています。

『パターン1の方』

整体治療が必要になります。

『パターン2の方』

メンテナンスが必要です。

『パターン3の方』

整体治療が必要。そしてその後はメンテナンスが必要です。

ご自分のお身体の状態はどのパターンですか?
あくまでも1日の中でのイメージですので、崩れた状態が続く日数(期間)で深刻なものになっているイメージが付きましたか?

最後までお読み頂きましてありがとうございます
良い1日をお過ごしください。